Music Life - Archives

2003年からSNSなどに書いてきた音楽ログを一つにまとめる作業をしています。

Weezer

今年リリースされた、5th『メイク・ビリーヴ』(全米2位)よりシングル「ビバリーヒルズ」がロングヒットを記録し、遂にグラミー賞にまでノミネートされたウィーザーしかいない。今日は彼らの歴史を簡単に振り返ってみよう。

ウィーザーは不器用でいて、非常に器用なバンドだと思う。メタル畑出身の人間が、ニルヴァーナ等の台頭によりその個性をそのまま出してもレコード契約を取れるはずもなく、思いっきりダウンチューニングしながらもメロディはしっかりしている、グランジ・ポップ(?)なるスタイルに変更しデビュー。1st『ウィーザー』('94)(全米16位)が「バディ・ホーリー」等のシングルヒットにより、全米だけでも200万枚を越える大ヒットを記録。続いて、バンドの頭脳であるリヴァースの自分の内面の弱さを吐き出し、感情の起伏を曲の展開に置き換えたのも特徴的な、バンド自身のセルフプロデュースによる自信作、2nd『ピンカートン』('96)(全米19位)をリリース。全米ではゴールドディスク(50万枚)を獲得するも、前作のツアーとは比べようもない規模縮小もあって、バンド(というよりリヴァース?)は自信喪失し活動休止に。しかし、日本ではこの2ndをフェイバリットに挙げる人が多い。この日米の温度差が彼らを日本贔屓させる所以と言えよう。
僕はウィーザーのアルバムで一番好きなのはダントツで1st。何と言っても、このヘヴィさ加減に90年代にもポップなメロディを書けることを証明してくれた名盤であるこtも間違いないことだし。彼らと言えばこれをよく聴いたかなー。彼らのアンセムも多数収録されているし。

リヴァースがハーバード大学に進学している間、ベースのマット・シャープは脱退。後任には相変わらずウジウジした大学生活を送っている間にも、楽曲制作を怠ることはなく久々にメンバーを招集したリハーサルでも手応えを感じ、ブッキングしたシークレットライブも大成功を収める。自信を取り戻したバンドは2000年にサマーソニックで来日。その勢いで復活作、通称グリーンアルバム3rd『ウィーザー』('01)(全米4位)をリリース。「ハッシュ・パイプ」「アイランド・イン・ザ・サン」「フォトグラフ」がラジオでヒットしたこともあり、プラチナディスク(100万枚)を獲得。
2ndリリースから5年も経過し、事実上解散状態だったバンドは既に伝説的になりつつあり、まさかの復活に新たなファンも獲得した。
ここからはリアルタイムで聴いていたなかな。確かに「ハッシュ・パイプ」は良くMTVなんかでオンエアされてたけど、やはり名曲「フォトグラフ」が好き!このポップ感が新たなファンを開拓したのでしょう。①~④までは完璧。後半は似たような曲、メロディをそのままギターソロと、ちょっとダレますが、初めて聴いてもらうCDとしてはウケが良いですね。要はお薦めしやすい入門盤。

勢いに乗るバンドはメタル(ジューダス・プリースト?)をキーワードに、今までで一番ヘヴィな5th『マラドロア』('02)(全米3位)をリリース。ツアー終了後、順調に思えたバンドの活動もここで一旦小休止。またしても、リヴァースがハーバード大学に復学するためであった。このアルバムは、悪くはないんだけどメロディが今ひとつですよねー。リフが強調されている分だけ、ロックファンには取っつきやすかったけど、彼らにしては今ひとつ。アッシュの『メルトダウン』的な感じ。

大学復学から早くも数年が経過し、過去の楽曲のリ・レコーディングやアコースティック・アルバムを制作に入ると言われる中、実際に彼らが行ったのは待望のニューアルバム制作。何とあのリック・ルービンをプロデューサーに迎え入れ、3年振りに6th『メイク・ビリーヴ』('05)(全米2位)<過去に書いたレビューはコチラ>をリリース。シングル「ビバリーヒルズ」(全米10位)が半年以上もチャートインするロングヒットを記録(現在も継続中)。フー・ファイターズとダブル・ヘッドラインでの全米ツアーも好評で8月にはサマーソニック'05で来日。単独ライブも1日行ったが、待望の来日ツアーが12月に行われ参加してきた。

詳しくは明日!