魂のゆくえ / くるり (2009)
魂のゆくえ / くるり
【2009年6月のお買い物 090602】03509【新品・初回盤・日本盤】
岸田繁と佐藤征史の二人組となった、くるりの2年ぶりのオリジナルアルバム。今作は傑作だったオーケストラと全面的にタイアップしてスイス、ウィーンで作られた『ワルツを踊れ』から一転し、原点回帰ともいえるアルバムとなった。オルタナ的なフォーク、ブルーズを感じさせるのもニューヨークでレコーディングした効果なのかもしれない。 アルバムからの先行シングル「真夜中のピーナッツ」、「さよならリグレット」が収録されているが、浮いてしまうこともなくアルバムの中の流れに綺麗に収まっているのも印象的だ。今作のクレジットには誰が作詞作曲したとも出ていないが、おそらく全曲・岸田繁によるペンのものであるだろう。しかし、ここまでレイドバックしてしまうとは意外だった。3rd『TEAM ROCK』~4th『THE WORLD IS MINE』でのエレクトロニカへの接近したサウンドの革新はここにはもうない。できた曲から順に収録した。そうとも思えてしまう、くるりの新しい風景。雰囲気的には1stに近い気がするが、これもまた良い。初回盤のみボーナストラックとして、シングル「三日月」を収録。そして、特設ページにアクセスできるキーワードを発見するための“謎の板”も付属。

