Frances the Mute - マーズ・ヴォルタのアルバム - Apple Music
2005.2リリース / UNIVERSAL Records
CD
CYGNUS...VISMUND CYGNUS
A. SARCOPHAGI
B. UMBILICAL SYLLABLES
C. FACILIS DESCENUS AVERNI
D. CON SAFO
THE WINDOW
L'VIA L'VIAQUEZ
MIRANDA THAT GHOST JUST ISN'T HOLY ANYMORE
A. VADE MECUM
B. POUR ANOTHER ICEPICK
C. PISACIS(PHRA-MEN-MA)
D. CON SAFO
CASSANDRA GEMINNI
A. TARANTISM
B. PLANT A NAIL IN THE NAVEL STREAM
C. FAMINEPULSE
D. MULTIPLE SPOUSE WOUNDS
E. SARCOPHAGI
produced by omar a rodriquez-lopez
DVD
LIVE @ Electric Ballroom
01. DRUNKENSHIP OF LANTERNS(LIVE)
02. CICATRIZ ESP(LIVE)
03. TELEVATORS(LIVE)
04. FRANCES THE MUTE(audio)･･･JAPANESE ONLY
マーズ・ヴォルタは、元アット・ザ・ドライブ・インのセドリック・ピクスラー(Vo.)とオマー・ロドリゲス(G)の二人組。1stアルバム『ディラウズド・イン・ザ・コーマトリアム』('03)が、リック・ルービンのプロデュースということもあり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、フリーが参加したことも話題となった。（今作ではジョン・フルシアンテがギターで、フリーがトランペットで参加した曲あり。）
そして、約2年振りとなる今作では基本的には前作の流れの延長上であるが、曲はより複雑により長く。この情報量を理解しきれる人っているのだろうかと思わされるもの。というくらいに、プログレにも通じる複雑怪奇に、そこへサルサのリズムやパンキッシュなビート、ジャムの延長上のものを曲に発展させているのか分からないが、30分にも及ぶ大曲を収録。（メンバーの意向により、チャプターはついているが、どの曲か分からない曖昧なもの。アルバム1枚で1曲と考えた方が良いのはなかろうか。）とにかく、ここに参加しているミュージシシャンはドリーム・シアターもビックリの凄腕の連中ばかり。音的には、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエスなどを連想されます。特に。オマーのギターって時にロバート・フリップやスティーブ・ハウに聞こえたりします。セドリックのヴォーカルってハイトーンでメタルなんだけどね。どうして、HM/HR誌は取り上げないんでしょうねえ。
アルバム本編も凄いが、日本盤の初回プレスにのみついてくるライブDVDで完全にファンなってしまった！このテンションは1970年代の全盛期レッド・ツェッペリンやディープ・パープルにも負けない演奏力。腕がたつやつは、ソウルがないだって？そんなことありません。この映像を見てもらえば一目瞭然。祈！単独来日ツアー。
追伸：ビルボード・アルバムチャート初登場4位です。凄い時代になりました・・・
＜お薦め度＞★★★★★
2005/03/13
