今日は、10位以下をざっと。
11位 ザ・ワールド・イズ・マイン / くるり
12位 THE MUSIC / THE MUSIC
13位 マイ・ウェイ / エア
14位 E / 奥田民生
15位 BY THE WAY / RED HOT CHILI PEPPERS
16位 YOUR NEW FAVOURITE BAND / THE HIVES
17位 THE DATSUNS / THE DATSUNS
18位 ムーン・ストーン / オリジナル・ラヴ
19位 ハイ・ヴィジョン / スーパーカー
20位 オーディオ・スポンジ / スケッチ・ショウ
前作の『チーム・ロック』から、エレクトロ路線を更に押し進めたくるり。その同世代の感覚が一致したとも考えられるスーパーカー。彼らは、元々全然違う路線で出てきたのだが、やはり色んな音楽を吸収しながら、進化しているんだなと、改めて感心したのであった。
また、今年のUKの台風の目となったSTONE ROSESをもっとグルーヴィーにして、そこへロバート・プラントばりのヴォーカルが絡んでくるTHE MUSICも良かった。
最初は、シングルだけかなと思ってたのだが、アルバム通して良かった。
そして、遂に自分の進むべき道<WAY>を見つけたと公言している車谷浩司のソロ・ユニット、エア。ファンクあり、ハードコア・パンクあり、ヒッピポップもござれと常に時代の音に敏感に反応してきた彼だが、やっぱり行き着くところは、口ずさむメロディなんだと気付いたみたいだが、今までやってきたことは全然回り道ではないよ。
とにもかくにもスパイラル・ライフぽくなってくれれば尚のこと良しと。
我が道は、とっくに見つけている奥田民生。前作『ゴールドブレンド』でも、相変わらず言葉遊びの連発にシンプルなコード進行を心掛けているが、そこへ来て「マシマロ」がスマッシュ・ヒットしたことから、拍車がかかってます。
ますます、シンプル・イズ・ザ・ベストになってきております。
今回は、「先週の日曜日」「哀愁の金曜日」「来週の月曜日」とタイトルからしてなめてます。(爆)
レッチリと言えば、WOOD STOCK'94がすぐに浮かびます。頭に電球をのっけてたバカ丸出しのパフォーマンスに、はまり次の日に『BLOOD SUGAR SEX MAGIK』を購入したのが最初。メタル命から、徐々にBURRN!的な考え方から丸くなりつつあったのもこの頃からです。前作の『CALIFORNICATION』も既に、聴かせるメロを主軸に黄金期のメンバーに戻ったのですが、今作では「BEATLES?」ってくらいにメロ&ハーモニー満載です。
HIVES、DATSUNS共に、あのアラン・マッギー絡みなのですが雑誌等の媒体で騒がれてるもので、一括りにはできません。HIVESはガレージですが、DATSUNSは紛れもなくHRです。それもDEEP PURPLEに影響を受けてると公言するくらいですから、頼もしい限り。今年はR&Rの復権も間近です。
本人は違うと言ってるが、マスに向き合ったと思えるオリジナル・ラヴ。田島貴男の原点回帰したと考えられる生音重視の久々に会心の力作となった『ムーン・ストーン』。1st~2ndの頃のアシッド・ジャズぽくはないが、サックス、ピアノが非常にいい感じでいた。もちろん、唄は言うこと無し。
2003/01/21