GO! GO! 7188 @ 金沢EIGHTホール

17:30に開場だったのだが、遅れに遅れ開演時間の18:00頃にようやく入場できた。
地方公演によくありがちな当日整理券を発行し、その人から優先的に入場できるというもの。結局、整理番号は420番くらいまであったので、その後入場。もう圧倒的に10代後半、20代前半の観客層だ。
それにしても、この8ホール。かなり狭い。クアトロの半分程なのか。AZホールよりも狭い感じ。地元のマイロの方が広いか。BGMにSEX PISTOLSがかかってる。退廃的でいい感じだ。

15分押しで、ギターのユウ、ベースのアッコ、ドラムスのターキーが続いて入場しライブ開始。1曲目は「サンダーガール」だ。新譜『鬣』(オリコン5位)から一番ポップでベストチューンだ。今回のアルバムは、今までのイメージ(垢抜けたポップでGS風味のギター&コーラス)から一変し、言うなればLAメタルのバンドが、90年代に入って昔からグランジやってますといった感じかな。よくわからん表現だけど。地味な曲が多いのは確か。イマイチつかみどころがないというか。

そして、会場が半狂乱のままHRバンドもびっくりの2曲目の「文具」へ突入。そして「C7」だったかな。やっぱり2ndの曲はたまらん。そのあと、新譜から8~9曲やったかな。悪くないなというのは、「大人のくすり」「雨のち雨のち雨」「ポラロイド」だった。前半がスローやスカで始まり途中でテンポアップしていったり、といった曲ですね。メリハリがあるタイプ。ライブ映えしたというか。特に良かったのはキリの良いところでやった「種」で好きな曲なのでシンミリさせてもらいました。バラードというか、スローな曲で「こいのうた」系かな。4/25にシングルカットされます。(ローソンでかかってるらしい)
MCはあったのですが、ベースのアッコばかりですね。ギターのユウちゃんはデビュー当初に比べ相当かわいくなりました。不思議キャラなので、言ってることが?って感じでしたが。

後半、新譜からの「うましかもの」スマッシュヒットした「浮舟」デビューシングル「太陽」2ndからギターソロでZEPのリフも出てくる「とかげ3号」そして、大好きになったきっかけの「ジェットにんじん」お約束の“昔流行った歌手の名前はジッタリンジン~♪”の大合唱で本編終了。
こういう曲を作って欲しいんだよな。飛び抜けて明るいやつ。アンコール前は、場内何故か「ブサイクコール」が連呼。これは一体?そしてアンコールは新曲と、「パンク」で終了。

中だるみしたのは確かだが、まだまだ昇り竜の彼女たち。次なる楽曲で楽しませてくれるのを期待します!

実際、ライブを見たのは土曜だが、『鬣』もまた聴いてるし。また近場に来れば行くよ。誘ってくれよ、てっち(笑)その、てっちですがライブ後グッズを買いあさってました。車の中では楽しかったを連発してるし。彼があんなに興奮したのを見たのは初めてかも。

P.S.お勧めは1stから順を追って聴くことをお勧めします。パワーポップ愛好家にも十分ツボだと思いますよ。ツタヤに普通にあります。

2003/04/09