THMLUES MAJI de TOUR 2006

ここ数週間、公私共に色々テンぱってましたが一応今日で一段落。(明日からまた忙しくなるのには変わりはしませんが、精神的にね。)本気と書いてマジ

昨年、観に行って大感動したスムルースの最新LIVE DVDが発売決定!昨年のツアーのものですが、セットリスト見ただけでも、感動が甦るよ。そうこうするうちに、自分も今月から来月(ミューズ!!!)までの怒濤のライブ観戦(6本。)が始まります!とりあえず、しょっぱなは週末の金沢でのスムルースのライブ観戦が待ち遠しい限りです。スムルースのライブって、もういかにもライブバンドって感じのものだし、普段スタジオ盤から垣間見られるギターポップというよりは、ロック色の強いエンターテイナー感がもう最高なんです。和める楽しいものなんだなあ、これが。これは見る機会のある方は是非観ていただきたいものです。


あの最高のライブ空間よもう一度!
DVDは会場で先行発売されるそうです。これは是が非でも買わなきゃ。

DVD  SET LIST

01. 恋ズドン
02. 空
03. 帰り道ジェット
04. アンニュイ長距離テレフォンガール
05. 沈黙の花言葉
06. 宇治川
07. リリックトリガー
08. ムーディー・ムーン・ダンス
09. 冬色ガール
10. ロスト イン 宇宙
11. LIFE イズ 人生
12. 非常にイェイね
13. カナメ詩
14. バラ色ダンス

ちなみに、2007のツアーは今日より始まっております。

スムルース LIVE TOUR 2007 “100万点立派!”

■料金:立見3,000円(税込/ドリンク代別・金沢は除く) 
 東京、大阪、名古屋公演は立見3,500円(税込/ドリンク代別)
■発売中


2/4(日)仙台MACANA
 open17:30 / start18:00 info:GIP 022-222-9999
 ・チケットぴあ:0570-02-9999/0570-02-9966[Pコード:243-354]
 ・ローソンチケット:0570-084-002[Lコード:27045]


2/9(金)金沢Az
 open18:30 / start19:00 info:FOB金沢 076-232-2424
 ・チケットぴあ:0570-02-9999/0570-02-9966[Pコード:243-157]
 ・ローソンチケット:0570-084-005[Lコード:56921]


2/11(日) 松山サロンキティ 
 open17:00 / start17:30 info:DUKE松山 089-947-3535
 ・チケットぴあ:0570-02-9999/0570-02-9966[Pコード:243-818]
 ・ローソンチケット:0570-084-006[Lコード:62642]
 ・D-Ticket:089-943-9966[dコード:13745]


2/12(月・祝) 高松DIME
 open17:00 / 17:30 info:DUKE高松 087-822-2520
 ・チケットぴあ:0570-02-9999/0570-02-9966[Pコード:243-819]
 ・ローソンチケット:0570-084-006[Lコード:62643]
 ・D-Ticket:089-943-9966[dコード:13746]


2/17(土) 福岡DRUM SON
 open17:30 / start18:00 info:BEA 092-712-4221
 ・チケットぴあ:0570-02-9999/0570-02-9966[Pコード:242-666]
 ・ローソンチケット:0570-084-008[Lコード:89981]


2/18(日) 広島ナミキジャンクション
 open17:30 / start18:00 info:夢番地広島 082-249-3571
 ・チケットぴあ:0570-02-9999/0570-02-9966[Pコード:243-438]
 ・ローソンチケット:0570-084-006[Lコード:62644]
 ・e+:http://eplus.jp/


2/24(土) なんばHatch
 open18:00 / start18:30 info:キョードーチケットセンター 06-6233-8888
 ・チケットぴあ:【発売初日10:00-18:00】0570-02-9507
        【発売日18:00以降】0570-02-9999/0570-02-9966[Pコード:244-883]
 ・ローソンチケット:0570-084-005[Lコード:56715]
 ・e+:http://eplus.jp/


3/2(金)名古屋Electric Lady Land
 open18:15 / start19:00 info:サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
 ・チケットぴあ:0570-02-9999/0570-02-9966[Pコード:243-979]
 ・ローソンチケット:0570-084-004[Lコード:46641]


3/4(日) Shibuya O-East
 open17:00 /start18:00 info:SOGO 03-3405-9999
 ・チケットぴあ:0570-02-9999/0570-02-9966[Pコード:243-246]
 ・ローソンチケット:0570-084-003[Lコード:37780]
 ・e+:http://eplus.jp/

YMO再結成!

いや~、ビックリ!!!寝耳に水とはこのこと。今朝のめざましテレビを見て知ったんだけど、今度はYMOが再結成!キリンラガーはやるよね!?ミカバンド、寺尾聡、チューリップに続いて今度はYMOとは。それにしても、細野晴臣坂本龍一高橋幸宏がよく同意したなと。あれだけ前回(1993年)の再結成では、シコリを残したはずなのに。当時は、ボクは大学2年生でリアルタイムでYMOを聴いていることに感動して『テクノドン』('93)はよく聴いていたけど、あれは時代の先を行ってたアルバムだったのは間違いない。(当時の評判は賛否両論というより悪かった。。。)テクノの親分(ドン)とか、テクノ丼とかくだらないダジャレをメンバーは言ってたよ。アルバム1枚に、東京ドームのライブ2回で散開したんだけど、その後大人になったからか、細野さんと幸宏さんが2000年くらいからスケッチ・ショウををやってたし、そこに教授が参加してヒューマン・オーディオ・スポンジ名義でライブをやってたから、今回は非常に自然な流れのような気がする。

しかし、CMのみとはいえ「ライディーン79-07」。彼らがリメイクするとは・・・それ自体、意外なことだけど出来はともかくどうなのこれ?

2006年度年間ベスト10 Vol.3

さて番外編です。

ベストチューン(順不同)
01. Black Bird / 石田ショーキチ
02. Cartoon Music For Super Heroes / Albert Hamond Jr.
03. Hold Me Tight / ASIAN KUNG-FU GENERATION
04. コロコロ / スムルース
05. Steady As She Go / The Racounters
06. YeahYeahYeah Song / Flaming Lips
07. Is It Any Wonder? / Keane
08. Lost & Found / Feeder
09. Morning Star / HAAS
10. Habatake!! / Ganga / Zumba

毎回のことですが、ベストアルバムに選出したものは除外してあります。このベストチューンはベストアルバムには選出するほどではなかったけど、キメの1曲があったというかそんな感じです。

①はスクーデリア・エレクトロ解散後、初のソロシングル(自主制作)、ロックンロール振りに痺れました。第二弾のエレクトロ風な「30years」も良かったのですが。

②はストロークスのギタリストのソロアルバムより、ビーチ・ボーイズ風の1曲目。ストロークスと違いここまでポップな曲が書けるとは嬉しい誤算でした。

③はシングルB面アルバムに収録された名曲中の名曲。サビが強烈です。

④はインディーズ時代にテープのみで発売され現在廃盤になってたものが、初のCD化です。超名曲!

⑤はホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトのニュー・バンド。White Stripesは全くもって、受け付けなかったのですが笑ってしまうほどのポップさに引っかかってきました。(ブレンダン・ベンソンの功績大?)今までのイメージ(先入観)とのギャップがありすぎたのかもしれません。

⑥⑦はアルバム通して聴かなかった(時間が無かった)ので、とりあえず買うきっかけとなった曲を選出です。

⑧は初のベスト盤に収録された新曲です。

⑨は高野寛のサイドプロジェクト(インストゥルメンタル)でのデビューアルバムより。打ち込みじゃなく弾き語りの意外さね。メロディは秀逸。

⑩はBOOMの宮沢、高野寛レピッシュのTATSU、オルケスタ・デラ・ルスのGENTA(昨年末のライブを最後に脱退)等による多国籍バンドのデビューミニアルバムより。名曲。ミニアルバムを2枚リリースされましたが今年リリースされるフルアルバムに期待できる内容でありました。

ベストライブ

01. U2さいたまスーパーアリーナ(11/30)
02. スムルース @ 金沢AZ(7/7)
03. Farnz Ferdinand @ FUJI ROCK FESTIVAL'06(7/29)

ライブはフジロックのセットを入れると全部で15本観ました。 

3位はフランツ・フェルディナンド。フジのあと、彼らの変てこニューウェーブサウンドのトリコに。数年前まではとてもはまるとは思えなかったんだけど、はまったらもうドツボに。

2位のスムルースは金沢AZでの七夕の日のライブ。金沢初ワンマンで、観客は100人前後だったと思いますが、非常に楽しいライブでした。インディーズ時代の名曲もガンガンやってくれたし。関西のバンドだけあってMCはグダグダだし、3時間くらいにも及ぶ長丁場なライブでしたが、学園祭かと思うほどリラックスした、時間を忘れてとにかく楽しめたライブでした。おそらく人生ベスト3に入るだろうな~ 

1位のU2は、まず洋楽の初恋の人、あの“U2”を観に行けたという感動。今回も8年振りの来日ですしね。次はいつ来るか分かりませんので、思い切っていった甲斐がありました。セットリスト、シチュエーションなどなど完璧です。大物バンドはセットも凄いし、やはりアリーナクラスで観ないとセットなど雰囲気も含め迫力感がないんですよね!もう1人の初恋の人、ボン・ジョヴィも一度は行ってみたいな~(ビールを飲んで当てようっと。)

今年は今のところ決まっているのは、スムルースワイルドハーツコーネリアスと。ミューズも行く予定!良いライブをたくさん観たいな。


ベストDVD


東京シャイネス / 細野晴臣

ソロ初のDVD!それもライブ。高橋幸宏とのプロジェクト、スケッチ・ショウも小休止ってことで、ソロツアーを敢行。ローファイな宅録名盤アルバム『HOSONO HOUSE』('73)を中心に、やりたい放題のエキゾチックな70年代の後期のソロ『トロピカル・ダンディー』、『泰安洋行』、そして、はっぴいえんどYMOの曲までも取り上げ、フォーキーな弾き語りとなりました。高野寛、鈴木惣一郎、高田蓮などがバックを務めてますので、安心して観ることができ非常に見応えがありました。
嬉しいのがあの細野さんが唄に目覚めたということ。とにかくアットホームな楽しいDVDでした。
次点では、スムルースの初のDVD『天狗』。観た回数では間違いなくNo.1なのですが、フルライブでは無かったと言うことから除外です。石田ショーキチがゲストでキーボード弾いてたり美味しいところはあったんですけどね。彼らはまだまだこれからの人達ですから。

2006年度年間ベスト10 Vol.2

さあ、昨日から続きましていよいよベスト10です。

まず10位ですが、

The Life Pursuit / Belle And Sebastian

トレヴァー・ホーンをプロデューサーに迎えきらびやかなポップワールド満載の前作『ディア・カタストロフィー・ウェイトレス』('04)から一転。ベックなどを手掛けたトニー・ホッファーをプロデューサーに迎え、ファンキーでレトロなロックサウンドに転換した新たな名盤です。しかし、餅屋は餅屋。アレンジは変われどベルセバになるんですよねー ライブも非常に良かったです。

そして、9位は

Black Holes And Revelations / Muse

全くもって、ミューズを聴く機会(接点)がなかったのだが、今作はレコード屋で試聴してブッ飛びました!大仰なイントロに始まり、プリンス並みにファルセットするファンキーなヴォーカル曲があったりと、本国英国ではウェンブリー・アリーナを超満員にするほど大人気なのに、日本での人気はいまひとつと不可解なことが多いのですが、これは是非とも3月にこの目で確かめないと!今1st~ようやく聴き始めようとしているところです。

続いて、8位は
Continum / John Mayer

2nd『Heavier Things』('03)収録の「Daughters」でグラミー賞を受賞し、またしてもエントリーしている3rd。ここまでソウルぽくなるとは思いませんでした。もう、この声(スモーキーヴォイス)があれば、曲が大したことなくても(暴言)良いんですよ~ 実際曲は良いし言うこと無いんだけど、昔のThunderじゃないけど若い割に渋すぎじゃない?

さて7位は、

Sensuous / Cornelius

孤高のアーティスト、コーネリアス小山田圭吾)の5年振りのニューアルバム。基本的に前作『Point』の延長線なのですが、スケッチ・ショウや坂本龍一と言ったアーティストとの交流の結果が如実にアルバムに現れています。音響系なんだけど、相変わらずの音遊び満載です。彼にしたら地味かもしれませんが。噛めば噛むほど味が出るスルメのようなアルバム。これは邦楽とかって分類は不要。洋楽のアーティストって感じ。それにしても、メジャー・フィールドで好き勝手にやってるのは彼ぐらいです。

6位!

Shine On / Jet

「Are You Gonna Be My Girl?」の大ヒットで一躍、メインストリームに躍り出たオージー産ロックンロールバンドの2nd。もうガレージバンドっていう雰囲気が抜け、一気にビートルズライクなバンドと変貌を遂げました!ヴォーカルがここまでリアム・ギャラガーに似てるとおのずと、Oasisに比較されてしまうのは仕方ないことだけど、ここまでメロディが書けるバンドだとは思いませんでした。良い意味で裏切られたアルバム。

いよいよベスト5!

Valor Del Corazon / Ginger

正に復活という言葉が似合う、Wildheartsの頭脳、ジンジャーの1stソロアルバム。このアルバムは涙なしには語られません。Wildheartsの活動休止&離婚から立ち直り、2枚組19曲というボリュームもさることながら、あの誰もが口ずさめるポップなメロディが復活したのですから。昨年1月には狂気乱舞したものです。聴いた回数だけで行くと1位かもしれません。活動が順調なのは、今月に2ndがリリースされることからも分かります。しかし、Wildheartsも復活!2月に代官山で3daysのライブがあります。

4位は
Popaganda / Head Automatica

Glassjawのヴォーカリストがサイドプロジェクトとして活動しているバンドの2ndアルバム。てるおさんお薦めのアルバムということが頭にあり、先日上京した際に、渋谷で購入しました。ここまで、徹底してギターポップをやられるともう降参って感じです。とにかく突き抜けているんですよー 1stやGlassjawのアルバムもチェックしないと。

さてベスト3!!!
Twelve Stops And Home / The Feeling

英国からカリフォルニア産のバンドかって思うほど、思いっきりどポップなバンドが出現しました!ハーモニー、メロディといい文句なし。英国ではシングルヒットを連発。昨年のサマーソニックで来日していますね。Darknessじゃないけど、突如こういうバンドがクローズアップされ、また売れるからビックリですよね。持ち上げるだけ持ち上げておいて、2ndになってけなすっていうのだけは止めて欲しいですけどね。

さて、2位は

Solid State Warrior / Roger Joseph Manning Jr.

Jellyfishのロジャーの1stソロアルバム。ポップフリークは涙なしには語れなかったのでは。低予算だからか、ローファイな感じでしたが、正に一人Jellyfish状態。一大ポップ絵巻を展開してくれました。BeckAirのバックを務めたりしてましたが、Imperial Dragがイマイチでがっくりしてたファンも、お得意なスキル全開で彼がJellyfishだっということを再認識させてくれました。フジロックのライブも感動したし。こうなると、元相方のアンディー・スターマーのソロも聴いてみたいですね。

栄えある第1位は

100万枚突破!!! / スムルース

ちょっと反則ですが、元旦に発売されたスムルースの最新アルバムです。年末にリリースされ、去年のアルバムって感じだし。『純愛サプリメン』('04)はWildheartsの『Earth VS. The Wildhearts』('93)のような捨て曲無しの超名盤です!このアルバムを超えることは正直できないでしょう。今作は「リリックトリガー」、「ロスト イン 宇宙/アンニョイ長距離テレフォンガール」、「ムーディームーンダンス」といった3枚のシングルを収録してますが、ロックサイドよりの楽曲を前作同様、石田ショーキチがプロデュースし、それ以外をバンドのセルフプロデュースという変則なバラエティに飛んだアルバムとなりました。もう猿のように毎日愛聴しております。2006年はこれで決まり!

 

1位 100万枚突破!!! / スムルース

2位 Solid State Warrior / Roger Joseph Manning Jr.

3位 Twelve Stops And Home / The Feeling

4位 Popaganda / Head Automatica

5位 Valor Del Corazon / Ginger

6位 Shine On / Jet

7位 Sensuous / Cornelius

8位 Continum / John Mayer

9位 Black Holes And Revelations / Muse

10位 The Life Pursuit / Belle And Sebastian

 

あと、番外編として別格ですが、
live:locus. and wonders. TOUR ”FINALIZER” 2005.6.17.SHIBUYA AX / Scudelia Electro

スクーデリア・エレクトロの2005年の解散ライブをフルで収録したライブ盤です。彼らが解散し、昨年遂に石田ショーキチがソロとして2度の全国ツアーを行いました。ライブ会場&通販でシングルも2枚リリースし、相変わらずのポップマエストロぶりにファンとしては感動しているのですが、スクーデリアが活動しボクに影響を与えた10年は大きかった。ポップス、テクノ、ロックをジャンルレスに聴くようになったのは石田ショーキチと言う人の存在をなくしては語れません。スムルースなどを聴くきっかけを与えてくれてますし、2005年6月以降、正直音楽を聴く気がダウンしてたんですね。時間が経ち、ようやくスクーデリアの残した名曲群と向き合えるようになりました。ありがとう音楽ポップ工房!

2006年度年間ベスト10 vol.1

あけましておめでとうございます。ごく少人数の方が覗いているかどうかも分からないほど開店休業状態ですが、気が向けば更新していきますので、今年もどうぞヨロシク。

まず、シュナぽっぷの方ですが発送済みです。こちらは2006年度の総括後に更新しますのでお待ち下さいませ。

恒例となりましたアルバムベスト10ですが、まず1年間に何枚聴いているのかって話になると思います。ベスト盤(ライブ盤は含む)を外すと45枚でした。数えもれしているかもしれませんが。例によって今年も絞り切れなかったのでまずは10位以下からの発表となります。

Sun Sun Sun / The Elected

こちらのアルバムは詳しいことは分かってませんが(調べろよ!ってツッコミが入りそう)、10月にジンジャーのライブ時にしんのすけさんに戴いたアルバムの数枚のうちの1枚です。
ライロ・カイリーというギタリストをフロントマンに置いた4人組バンドの2ndで、これはボクが好きな要素をほとんど兼ねそろえたアルバムと言っておきましょう。ポップなメロ、ハーモニー、と実にアメリカンなのですが、スティール・ギターの効果があってか、実にカントリーぽく仕上がっており、これがほのぼのと和めるんですよね。寝るときにいいかも!今日久々に聴いていて、急遽エントリー。

Eleven Fire Cracker / Ellegarden

ご存知、日本のエモコアバンドのニューアルバム。ギターのヘヴィさ加減といいポッピィなメロディといい、こういう音楽が完全に日本でも市民権を得たなと思いますよね。ヒットチャートを見てても、ビート・クルセイダーズアジカンと言ったバンドがチャートの上位に入るなんて、時代が変わりましたね。実際アルバムの出来は非常に高く、結構聴かせていただきました。

Wolfmother / Wolfmother

これは、6月にベルセバを見に行ったときにsin1lawさんに聴かせてもらったのがきっかけです。オーストリアの3ピースバンドです。70年代のバンドかと思うほど格好良い。オージーなだけにAC/DCぽく感じたり、サバス風のドゥーミーぽいなとか時にZEPぽくもあるのですが、フジロックで見たパフォーマンスを見てビックリ。ジミヘンやリッチー・ブラックモアかと思わせるギタリストのパフォーマンス。オルガンはベーシストが兼任しているのですが、ユーライア・ヒープぽく格好良い!間もなく来日公演があるので、是非一度ライブを観ることをお薦めします。(ボクは仕事で断念)

The Rise And Fall Of Butch Walker And The Let's Go Out Tonites / Butch Walker 

奇才ブッチ・ウォーカーのソロ第三弾。タイトルでニヤリとさせられた人は、正にそのとおりなのですが、実にグラムぽいノリのアルバムです。デヴィッド・ボゥイのジギースターダストがヒントになっていると思うのですが、相変わらずセンスは最高。しかし、前作『レターズ』で聴けたようなキメの1曲が無かったように思います。今後に期待かな。

Blue Moon Blue / 高橋幸宏

細野晴臣とのスケッチ・ショウも小休止に入り、実に7年振りにソロアルバムをリリースしました。スケッチ・ショウでのエレクトロニカをベースに、幸宏さん独特のフォークぽいメロディ旋律も発揮した好盤となりました。1曲以外は全て英詞という気合いの入りよう。ソロライブも行われましたが、今後、細野さんの活動が終わり次第スケッチ・ショウの最後のアルバムに取りかかる予定だそうです。(あくまでも予定は未定だと思いますが・・・)

こんな感じですね。明日はベスト10に入っていきます!

 

そして3人が戻った!

ちょっと古い話になりましたが、トニー・バンクスマイク・ラザフォードフィル・コリンズによるジェネシスが遂に再結成!オリジナルメンバーで、エイジアがツアーをしてるくらいだから、もう何が起きても驚きません。

残念ながら、ピーター・ガブリエルスティーブ・ハケットは不参加ってことで、プログレらしい70'Sのジェネシスは今回も見送られましたが、個人的には商業的に大成功を収めたメンバーでの復活は非常に嬉しい!

来年、6月に欧州でツアーに出ます。フィル・コリンズは米国ツアーにも意欲をみせてるとか。さて、日本には?

2006.11.30(木) U2 @ さいたまスーパーアリーナ

僕が洋楽初体験となったバンドの一つ、U2(20年近く聴いてるし!)が8年振りに来日。今回のワールドツアーは日本、そしてホノルルで遂に終了するようだ。鍋を食べに行った24日から風邪を引いていたのだけど、体調が悪く前日は念のために医者へ。37度の微熱がありました。医者にもらった薬が強すぎるからか、行きの電車の中ではほとんど爆睡。復活したのは、さいたまについてから。ドラッグストアに勤める友達にもらったゼナ・ジンジャーのお陰。サンクス☆ 

シュナぽっぷ’06 募集終了!

本日限りで締め切ります。ご応募をお忘れの方はお早めに!

今年のやつは凄いです。プレ版を作ってたけど絞りきれない!!! 何たって、約2年分のネタが増えてますからね。

シュナぽっぷ’06 募集開始!

今年もやることに決めました。久し振りにホームページビルダーを立ち上げて作業してたら、改行の仕方なんかを忘れてしまったり、ははは。
(修正すべきところはたくさんあります。) 

とりあえず、申し込み締め切りは今月末まで。詳しくは僕のサイトのsyuna popのコーナーまで。興味のある方はヨロシク! 

実は収録曲をまだ全く考えていないんですよねえ。そのうち天から降ってくるでしょう! 

P.S.ようやく'03~'05の収録曲説明アップしました。以前プレゼントした方は、解説とともに復習にどうぞ。遅くなりまして、申し訳ございません(苦笑)

ワイルドハーツ再・・・・・・・結成!

冗談ではなく、来日ライブが決まってしまいました。

それも代官山UNIT3daysですよ!先月ソロで来日したときに親方は「2月に会おう!」と言ってたのは、まさかのこのことだったのですね!

それもゆかりのアーティストが前座ってのが気になる。これは是が非でも行くしかないな~

ドリーミーワームホール事典 / スムルース(2005)

open.spotify.com

ドリーミーワームホール事典 - スムルースのアルバム - Apple Music

プロデューサーに石田ショーキチ(Motorworks、ex-Scudelia Electro)を迎え、2005年にリリースされた3rd『ドリーミーワームホール事典』。 
1曲目のダウンチューニングされたスロウテンポな「ダイビング深海魚」。これがシリアスで格好良い!これまでのスムルースとは違う新境地!ライブでは盛り上がること間違い無し、お得意の8ビートなダンシングナンバー、「ゴールデンクイズ」や先行シングルとなった「Life イズ 人生」、これぞスムルースといった「ダイサクセン大作戦」も健在。 
ギターが今まで以上にヘヴィなのは、スピッツCoccoのプロデュースを手掛けてきた石田ショーキチの功績が大きい。 
彼ららしい言葉遊びにユーモア溢れる「ボクチャーハン」も見逃せない。平凡なバンドであればこのレベルで終わるのだが、スムルースはこれに加え、シングルにもなった名曲「沈黙の花言葉」、原曲にストリングスをフィーチャーした彼らの代表曲とも言える「冬色ガール」のリミックスver.を収録。 
前作のアッパーな感じと比べると、大人な感じの弾き語りやシックな曲があるので、拍子抜けした人がいるかもしれないが、これはこれで徳田の間口の広い作曲能力の高さを改めて感じさせてくれる。 
聴けば聴くほどスルメのように味の出てくる好盤だ。

FUJI ROCK'06 Day3

3日目、遂に最終日。今日は朝から快晴だ。11:00にレッドマーキーギターウルフのライブがあるので急ぐが間に合わず。グリーン・ステージの場所取りだけどして、屋台方面へ移動。さすがに3日目ともなれば疲れが溜まっているため、今日はゆっくり過ごすことにする。
これといったものが無いため、MTVのジェイソン・ムラーズの公開収録を観たり、屋台の方をブラブラと過ごす。

<KT>
名前ぐらいはは知っているが、詳しくは知らない。現在、スマッシュヒットしているシングルは非常にサビが強烈で引きつけられるものがありました。これは一度チェックしないと。女性ソングライターものでも、米国となるとカントリータッチになってしまうんですねえ。

<スノウ・パトロール
デビューアルバムからシングルカットされた「ラン」が大ヒットし、全世界で200万枚のセールスを記録したスノウ・パトロールは、前回のレッド・マーキーからグリーン・ステージへ昇格し堂々と登場。今作は、前作で大半に感じられたダウンチューニングしたヘヴィなギターポップ(変な日本語!)から、よりアッパーな明るさも感じられた。その2ndが現在大ヒット中であるが、セットリストをご覧頂ければお分かりのとおり、1stからがほとんど。それも大ヒットの「ラン」では残念ながら盛り上がりに欠けました。自信に満ち溢れて登場しましたが、これをメンバーはどのように感じたのであろうかは一度知りたいところです。

SET  LIST
01.  SPITTING GAMES 
02.  WOW 
03.  CHOCOLATE 
04.  BIGINNING TO GET TO ME 
05.  CHASING CARS 
06.  HOW TO BE DEAD 
07.  MAKE THIS GO ON.... 
08.  SOMEWHERE A CLOCK IS.... 
09.  OPEN YOUR EYES 
10.  RUN 
11.  YOU`RE All I HAVE 


ジェイソン・ムラーズ
ジェイソンがスノウ・パトロールの後?という、一部の人からのツッコミはさておき2ndアルバムがビルボードチャートで初登場5位を記録。彼の幅広い音楽性は2枚のアルバムから聴き取ることができましたが、ステージでもそのパフォーマンスはやはり違うなと。エンターテイナーに徹したそのアメリカン魂に感動させられました。正直、あまり観客の入りは多くは無かったです。

SET LIST
01.   You And I Both 
02.   Wordplay - 
03.   The Remedy (I Won't Worry) (featuring- Wonderwall ) 
04.   Did You Get My Message? 
05.   Please Don't Tell Her 
06.   Not So Usual 
07.   Unfold -Gypsy MC 
08.   Bella Luna 
09.   I'm Yours 
10.   Common Pleasure 
11.   Geek In The Pink 
12.   Song For A Friend 


ラカンターズ>
今までホワイト・ストライプスは門外漢だった私も、「Steady As She Goes」のシングルで気になり購入。ブレンダン・ベンソンの職人的なソングライティングも上手く作用されてか、非常にポップなサウンドに魅了されました。雨がぱらついてたこともあり、疲れがピークに。正直あまり印象には残らなかったです。

ストロークス
1st、2ndとモダン・エイジなニューヨーク・ガレージサウンド世界の音楽ファンが絶賛しましたが、3rdでは80'S初期かというほど、ニューウェーブサウンドに驚いた人も多かったのでは?
ボクもこの音には抵抗があったことは否めませんでしたが、ライブが始まってしまえばあのストロークスです。この癖のあるヴォーカルがどのアルバムの収録曲?という垣根を取っ払うほど、強烈でした。すっかり大物になってしまったストロークスAC/DCのように我が道を行ってくれた方が良かったのでは思いますが、次が勝負作になることは間違いないでしょう!

SET LIST
01.  Juicebox 
02.  The End Has No End 
03.  Red Light 
04.  The Modern Age 
05.  Heart In A Cage 
06.  Is This It 
07.  Ize Of The World 
08 . Electricityscape 
09.  Someday 
10.  Heard To Explain 
11.  12:51 
12.  You Only Live Once 
13.  Ask Me Anything 
14.  Last Nite 
15.  Vision Of Division 
16.  Reptilia 

-enocore- 
17.  New York City Cops 
18.  Take It Or Leave It

さて、来年は誰が来るのか?

2005.10.4(水) Ginger And The Sonic Circus @ SHIBUYA O-EAST

2ヶ月もせずに、ジンジャーのライブ観戦。前回8月の来日はプロモーションの為に急遽決まったインストアライブだった。弾き語りだったし、バンドセットでのライブは2003年のZEPP TOKYOでのワイルドハーツのライブ以来ではないのか。 
今年出たアルバム『ヴァロール・デル・コラソン』が、バンドの活動休止、離婚など環境の変化からくる非常に感傷的なものだったこともあり、メロディアス度からで言うと、ここ数年では間違いなく過去最高の出来。数年前のシングルクラブでの出来が嘘のようなソロ名義での力作だった。 

大阪、名古屋で参加された方の話を聞いたところに寄ると、非常に集客が厳しく演奏もいつも以上にグダグダ感がひどかった。・・・とネガティブな情報を知ってしまい、正直行きの列車の中ではいつものライブ観戦直前のワクワクドキドキ感に比べると、テンションダウンしていたのは間違いないこと。ドリンク券は勿論缶ビールに代わり、アルコールでテンションを高めていたのは言うまでもない。 
1,000人くらいのキャパのハコだが約7~8割のお客さんが入ったのではないだろうか。バンドのメンバーにファンも共に歳を取り、仕事が終わって駆けつけた人も多かったように思える。だって、20代前半の若い人ってほとんど見掛けなかったしね。 

定時から数分後に「G.T.T.」が流れ、メンバーが次々に入場。少し恰幅のよくなったジンジャーは黒いスーツを着ている。親分としての貫禄も充分だ。そのジンジャーと愉快な仲間達によるメンバーは 

Vo.& G - Ginger (Wildhearts / Silver Ginger 5) 
G - Conny Bloom (Hanoi Rocks / Silver Ginger 5) 
G - Jase Edwards (元Wolfsbane) 
D - Steve Spring 
B - Jon Poole (Wildhearts / Silver Ginger 5) 
Key - Louis Soeiro 
Chorus - Vix (Fuzzbox) 

ステージに左からジェイス、コニー、ジンジャー、ジョン、ヴィックスが横一線に並び、後方には左からスティーブ、ルイスというポジションだ。 

調べたけど、このドラムの人は今回のジャパンツアーの為の、英国でのウォーミングアップツアーで初めて参加したみたいです。ウルフズベインの人ではありませんでした。英国では本来ならサックスとあとコーラスの女の子がもう一人参加しているようです。やはり、フルメンバーでのジャポンへの道は遠いため経費削減ツアーですな。 
ここ数年、ブートで聴いたり観たりしている限り、ジンジャーのライブにはジョン・プールの参加は必要不可欠です。彼は大活躍していました。今回、コニー・ブルームの参加は大きいです。やはり、ジンジャー以外にも華がある人がいないとね。正直ギター3人もいらないんだけどね。違う意味での花はヴィックス、むちゃくちゃかわいいっすね。正に紅一点。踊り方がカワイイんだよ~。 

ライブではリフが更に格好良い②で始まり、ポップな③辺りは予想通りの流れ。楽しみにしてたのは、これぞジンジャーという印のついた複雑な構成の楽曲、要は転調したり、リフリフリフという⑤はやっぱり格好良かったですね。⑦はジンジャーとジョンが楽器をチェンジ。12月に出るジョンのバンド、ザ・ゴッド・ダム・ホアーズだとこんな感じなのかなって予感をさせました。ただし、少し間延びしすぎだなって感じたのは⑧。元々少しメリハリもなくただ長い曲なのにここまで引っ張られると本当にツライ。 

日本盤のアルバムにはボーナストラックで収録されてた⑨は、ホントにそのまんまなのね。もう6年前の曲だよ。トイレ休憩になってしまったのは否めかったな。実際、トイレに行く人たくさん見掛けたし。アルコール入ってる人間にはつらい時間でした、ダレたよホントに。ジンジャーの衣装替え休憩からレゲエのリズムに入り、そしてコニーのファンク風のカッティングが最高に格好良かったです。曲は大盛り上がりした。実際名曲だしね。本編、最後は「Hold Me Now~♪」のサビが強烈でした。 

アンコールは、アルバム屈指の名曲で始まり、あとはカヴァー大会。ワイルドハーツのライブでもおなじみの⑰がやはり盛り上がったな。おいらは⑯がツボでした。ドゥービーのベスト盤欲しくなったもの。最後はやはり大名曲。8月も鳥肌が出て痺れましたが、今回も今日一番の盛り上がりだったのは言うまでもありません。 

とにかく、演奏する側は楽しくて仕方がないって感じでしたね。この楽しさをもう少し観客に伝わればいいのにって思うけど、もう少しグラムな感じを出していけばよいのにな。このバンドが続いていくのかどうか分からないけど、ドラムがタイトでは無かったので、物足りなかった人が多かったと思います。あと、やはりおふざけが過ぎましたね。酒が入っているのかどうか分からないけど、紅一点ヴィックスが色男コニーと絡みすぎでした。 
虚言癖の親分が「2月に会おう」と謎のMCを言ってましたが、どうなることやら。神のみぞ知るってことで。12月にジョン・プールとの新しいバンド始めるしそっちかな? 

 

SET LIST 
01. G.T.T.(SE) 
02. UGLY 
03. YEAH, YEAH, YEAH 
04. MY FRIEND THE ENEMY 
05. DRINKING IN THE DAYTIME 
06. THIS IS ONLY A PROBLEM 
07. THE DRUNKEN LORD OF EVERYTHING 
08. TEN FLAWS DOWN 
09. SONIC SHAKE (SILVER GINGER 5) 
10. MOTHER CITY 
11. ONLY LONELY 
12. BULB 

 

-ENCORE- 
13. THE MAN WHO CHEATED DEATH 
14. ANSWERING MACHINE(REPLACEMENTS) 
15. BOYS KEEP SWINGING (DAVID BOWIE
16. LISTEN TO THE MUSIC (DOOBIE BROTHERS) 
17. PUNP IT UP (ELVIS COSTERO) 
18. 29 x THE PAIN (WILDHEARTS

FUJI ROCK'06 Day2 <後編>

ソニック・ユース
ご存知、大ベテランのインディー・バンド。勿論、僕も『ダーティー』ぐらいは聴いたけど、よく分からず。先日もベスト盤をレンタルしてきたけど、やはりよく分からなかったな~。ニルヴァーナの元祖と言われるだけ、まあその手のグランジを思い浮かべてしまうがどうも感覚が違うし。
まあ、ヴォーカルは下手ウマ、サウンドはヘヴィではない分、ダルダルサウンドの向こうにある良さというのが何となく分かったかな~って感じ。
ちょうど、4バンド目でちょっとお疲れだったのもあるんだけど、本格的に降り出した雨の中少し立ちながら眠りこけていました。

電気グルーヴ
電気グルーヴは、石野卓球ピエール瀧の2人組(当初はキーボードを入れた3人組だった。1997年以降、2人組に。)1983年にYMO散開後、1990年代以降彼らがテクノの伝道師としてシーンに与えた功績は計り知れない。彼らがいたからこそ、日本でもクールなテクノが栄え続けたのだろう。時にオピニオンリーダーとして、サブカルチャーまたお笑いを含めたセンス、斜に構えたクールな姿勢など、90年代以降テクノシーンに与えた影響は大きい。(フリッパーズ・ギターが表とすると彼らは裏)
デビュー当初はラップなのかテクノなのかという、命題に答えを出さぬままシーンを突っ走ってたんだから。
本格的に活動再開を石野が主宰するWIREではなく、フジロックを選ぶこと自体、なかなか意味があることではないのだろうか。
2000年に活動休止して以来、2人がおのおのソロ活動(石野はソロアルバムをリリースし、瀧は映像を作ったり、ゲームソフトの企画立案、また俳優業なども)の結果、成長した2人を楽しみにしてた人が多いはずだ。

舐めたスクリ-ン映像をバックに遂に電気初体験!基本的には、瀧が前に出て卓球がターンテーブル&ミキサー&ヴォーカルというパターン。それにしても1曲目が何と「N.O..」だよ!このニュー・オーダーへのオマージュたっぷりの名曲から始まり、大感動!!!瀧のコスプレ度も歳と共にさすがに少なく皆無。電気の曲でベストヒットというのも、おかしな話だけど、さすがに50万枚の大ヒットを記録した「Shangri-la」の認知度は高く、観客はみんな大合唱。2曲目で盛り上がりは早くもピークを迎えた。③⑤⑦といった名盤『A』(’97)の楽曲パワーもすざまじく、グリーン・ステージはダンスフロアと化したのは言うまでもない。

瀧の独り舞台となった「富士山」も誰もが飛び道具的なコスプレ魂を感じたはずだ。「ふじさ~ん」の大合唱も途中で、卓球が「ふじろ~っく」と替え歌にするものだから、盛り上がらないはずもない。
最後は名曲中の名曲「虹」。五島良子の美声をフューチャーリングしたこのナンバー。ドイツでもシングルカットされた曲だが、今日のライブも盛り上がった観客の高揚を落ち着かせるために、最後に演奏された。ホロリとさせられた人も多いと思う。しかし、10曲で満足した人がいるのだろうか?今回のライブで、電気グルーヴはまだまだユニットとして機能していることを証明してくれた。現在制作中と言われているニューアルバムも、ますます楽しみになった人も多いはずだ。

SET LIST

01. N.O. 
02. Shangri-la 
03. volcanic drumbeats 
04. 新幹線 
05. かっこいいジャンパー 
06. スマイルレススマイル 
07. あすなろサンシャイン 
08. レアクティオーン 
09. 富士山 
10. 虹

<レッド・ホット・チリペッパーズ>
今回のライブで、レッチリを楽しみにしてた人が多いはず、自分もその1人だった。先日リリースされた2枚組のアルバム『ステーディアム・アーケイディアム』(’06)は、ジョン・フルシアンテという名ソングライターが想像力を爆発させたものの結晶だった。だって、2004年に7枚のアルバム&EPをリリースしその上、想像力はとどまることを知らず、今作のために40~50曲は用意したと言うんだから。凡人には理解できないはずだ。一体どういう頭の構造になっているんだろうって。

ファンク&ラウドのテーマを如実に表したものであるが、出た当初こそ良く聴いたが、どうもダレるんですよねえ。どんな名ソングライターでも28曲も名曲の嵐という訳にはいかず・・・もう少し絞って1枚のアルバムとしてリリースしてくれた方が良かったような気がするんですが。

レッチリも遂に観戦できましたが、いきなりアンソニー以外の三人で怒濤のセッション開始!いつもこんな感じなのだろうなあと。2~3分くらいエンジンをかけ、遂に曲は再結成以後の定番曲「キャント・ストップ」から。ジョンのファルセットのコーラスが心地よい。アンソニーもフリーもいきなり全開気味にアクションが激しい。2曲目は新譜よりヒットしている「ダニ・カリフォルニア」。さすがに、観客の反応も良い。これより良い曲がいっぱいあると思うのですが・・・

次々繰り出される聞き慣れた楽曲の演奏にも安定しているし、もう安心して見れる定番商品だなと再確認。

SET LIST

01. Can't stop 
02. Dani California 
03. Scar Tissue 
04. Charlie 
05. Fortune Faded 
06. Readymade 
07. Throw away your television 
08. Snow*1 
09. Me&My Friends 
10. Wet Sand 
11. Right On Time 
12. How Deep Is Your Love(Bee Gees by John) 
13. Don't Forget Me 
14. Tell me baby 
15. Californication 
16. By The Way 

(アンコール) 
17. Give It Away

 

*1:hey,oh