Music Life - Archives

2003年からSNSなどに書いてきた音楽ログを一つにまとめる作業をしています。

Libertad / Velvet Revolver (2007)

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ずーっと前。8月くらいに下書きをし途中で書くのを止めていた(忘れていた)ものを加筆訂正し、アップしました。

ガンズ・アンド・ローゼズ(以下、GN'R)のスラッシュ(G)、ダフ・マッケイガン(B)、マット・ソラーム(Dr)の3人にスラッシュの幼馴染み、デイヴ・クシュナー(G)、そして元Stone Temple Pilotsのスコット・ウェイランド(Vo)によるスーパーバンド、Velvet Revolverの2ndアルバムがリリースされた。

ビルボードTOP200で1位輝いた1stアルバムの大ヒットにより、ワールドツアーは延長に次ぐ延長で、アルバムの制作や発売も遅くなってしまった。元GN'Rの三人がいることで、彼らが再び第一線に戻ったことや時を同じくして、アクセル・ローズ率いるGN'Rも活動を再開したことで、バンド自体が比較されることが多くなったのも事実。

スコットには何かにつけて、アクセル・ローズと比較されることや、GN'Rのカヴァー曲などに対する質問に対しうんざりしてたのは間違いない。どうにもすっきりしない(と思ってしまう)ドラッグ問題も、相変わらずのロックンロール・ライフを露呈することも原因の一つだ。噂は人を殺すとはうまくいったもので、ちょうど今年名盤『アペテイト・フォー・ディストラクション』('87)の発売20周年を迎えることにより、GN'Rのオリジナルメンバーによる再結成も噂され、VRの解散説も飛び出したほどだ。(スティーヴン・アドラーが余計なことをしゃべりすぎたのもあると思うけど・・・)

新人バンドには鬼門と呼ばれる二枚目のジンクス。彼らは百戦錬磨のベテランである。このアルバムの出来ですが、予想を裏切ってかなりの傑作です。1stが期待以上に大成功を納めたこともあり、このアルバムを制作するにあたり、プレッシャーたるものは想像を絶するのだが・・・ 個人的な意見を言うと、正直1stは期待していたほどの出来ではなかった。特にキャッチーさという面では、あまり口ずさめるものはなかったように思える。あと気になったのは、この手のオールドスクールな古典的ロックンロールバンドのダウン・チューニング!これは似合わない。90年代のオルタナティヴ・ロック全盛時からもてはやされてきたが、時代は既に00年代後半に差し掛かり、今更議論する余地はないとも思えるが、気になるものは仕方がない。

ダフ&マットのリズム隊のコンビネーションが悪いわけがなく、今作はそれほど気になっていたダウン・チューニングもそれほどない。スラッシュがジミヘンばりにワウペダルを聴かせる曲やアルペジオを弾かせたら天下一品。STP時代からパフォーマーとして評判の高かったスコットのヴォーカリストとしての表現力が更に豊かになり艶っぽい大人の男として、更に高印象を与えられている。低い声がいいんだな、これが。
何と言っても曲はキャッチー。このバンドのサウンドに馴れただけかもしれないが、こういうバンドが一線で活躍してくれるのは本当に頼もしい。

期待の再来日公演も、ビザの関係で中止になってしまったが、仕切り直しで来年来てもらいましょう!この世紀のロックンロールバンドのライブを一度観てみたいぞ☆