Music Life Playlist 2005
最後のプレイリストです。
※2025.03.20(祝)、加筆修正、プレイリストを一部変更しました。
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2004はコチラ
1. NO“W” / MINISTRY 『House Of The Mole』('04)
アル・ジャーディンが率いるミニストリーの歴史は古い。エレクトリック・ボディ・ミュージックとして、スタートしたミニストリーは後にスラッシュメタル的なリフと反復ビート(ドラムマシーンによる打ち込み)、ヴォーカルはデス声という方向に転換。『ザ・マインド・イズ・テリブル・シングス・トゥ・ビー』、『PSLM69』で商業的にも成功を収め、インダストリアル・ミュージック(デジタル・スラッシュの異名も持つ)界の帝王として君臨。後続のナイン・インチ・ネイルズやマリリン・マンソンにも多大な影響を与えた。『PSLM69』以降は、スラッシュ・メタル並の速さと勢いもなくなったが、反ブッシュ政権派としての怒りを楽曲に封じ込め、往年のパワーを取り戻した力作である。クラシックの名曲をサンプリングした大仰さも素晴らしい!ぶっ飛んだ人も多いのでは?
※サンプリングがサブスクではアウトのようで、改題、一部曲を変更した「No W Redux」がカタログにありました。
2. Faster(US MIX) / MANIC STREET PREACHERS『The Holy Bible 10』('04)
英国を代表する国民的バンド、マニック・ストリート・プリチャーズの3rdアルバム('94)のリミックスver.これはマニックスが大成功を収める前、すなわちリッチー・ジェイムスが失踪する前の最後のアルバムからだ。マニックスはR&Rバンドとして、作詞・作曲を分担してきた。様々な本を読んできたリッチーがバンドの頭脳として機能してきたわけだが、その作詞能力は
作家にでもなれるのではないかというほど、才能があった。その最高峰アルバムより、サウンドも2ndまでの分かりやすいものではなく、鬱や自閉症気味と言ってもよいくらいぶっ飛んでいた。その中でもシングルとなった分かりやすい曲を。
3. The Radio Saved My Life Tonight / BON JOVI『100 Millions Bon Jovi Fans Can't Be Wrong』('04)
世界のスーパーバンドの一つ、ボン・ジョヴィのデビュー20周年を記念して作られた未発表音源満載のボックスセットより。
これぞボン・ジョヴィ!というハードさキャッチーさも兼ね揃えた名曲!何でこれが未発表曲なの!
4. 1985 / BOWLING FOR SOUP 『A Hangover You Don't Deserve』('04)
1994年に結成されたテキサス州ウィチタ・フォールズ出身、4人組バンドの7thアルバム。ブッチ・ウォーカーがプロデュース&作曲を共作したことで、お得意のパワー ポップでスマッシュヒットを記録。最高にポップな曲です。
5. The After Glow / JOHN FRUSCIANTE JOSH KLINGHOFFER 『A Sphere In The Heart Of Silence』('04)
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリスト、ジョン・フルシアンテは復帰作『カリフォルニケーション』('98)、『バイ・ザ・ウェイ』で溢れる想像力を爆発させ、2004にはソロとして、(バンド名義物やコラボレーション物も含め)7枚のアルバム(EPも含む)を発表。ファルセット気味のジョンのヴォーカルに、ローファイな打ち込みビートそれが、たまりません。
6. This Love / MAROON 5 『Songs About Jane』('02)
ギターポップバンドだった、カーリーフラワーズがR&Bバンド、マルーン5として再出発。AAAチャートから火がつき、シングルカットしていく曲が次から次へと大ヒット。一気に時のバンドとなりました。アダルトな感じかな。
7. Who You Are / TEARS FOR FEARS『Everybody Loves A Happy Ending』('04)
ローランド・オーザバル、カート・スミスは80年代のレノン・マッカートニーとして名を馳せたが、名盤『ザ・シーズ・オブ・ラブ』('89)を最後に、不仲からコンビを解消。TFFは90年代以降はローランドののソロユニットとして、活動してきたが、約15年振りにその黄金のコンビが復活。新曲もビートルズライクな楽曲が健在でこのコンビが今後も末永く活動して欲しいと思う力作でありました。日本版は出ませんでけど・・・
8. Run / SNOW PATROL 『Final Straw』('04)
グラスゴー出身のバンド、スノウ・パトロールのメジャー・デビュー・アルバム。この曲の大ヒットにより、世界で200万枚のセールスを記録。基本的にギターポップなんだけど、ダウ
ン・チューニングのミスマッチ度さが気になる人も多いのでは?
9. Freedom Fighters / THE MUSIC 『Welcome To The North』('04)
英国出身のグルーヴィーなバンド、ミュージックの2ndより。マンチェの流れを汲むダンスビートを生音で無理矢理やっていましたが、ライブ回数もこなしたせいか、演奏力も格段にアップ。ブレンダン・オブライアンのプロデュースもあってかヘヴィさも増してきました。これは確信犯!?
10. Rocks / PRIMAL SCREAM 『Give Out But Don't Give Up』('93)
酔いどれロックンローラー、ボビー・ギルスビー率いる、ギャングのようなバンド、プライマルスクリームの5thアルバムより。
この曲は英国でトップ10ヒットとなった。前作でアンビエントの影響を受けた『スクリーマデリカ』('90)で英国で大ヒットを飛ばし、並のバンドであればその路線で行くと思いきや、今作では米国南部のルーツミュージックに接近。ジョージ・クリントンも参加し、ファンキーな一面も見せたロックンロールアルバムとなりました。これはその代表曲!ストーンズが好きな人は好きなアルバムかも。ボビーのヴォーカルは意外にR&B風味もあります。
11. Love In Action(LIVE) / UTOPIA『REDUX:LIVE IN JAPAN』('93)
音の魔術師の異名を持つ、奇才トッド・ラングレンがかつて率いたポップ・ロック・バンドの再結成ライブアルバムより(この後、またもや解散)。プログレに始まり、ニュー・ウェーヴ、パンクよりのパワーポップ、ソフトロックなどアルバム毎に姿を変えてきましたが、この曲はパワーポップな一面を持つ楽曲です。サビはさすが!
12. Molly's Chambers / KINGS OF LEON 『Youth And Youg Hood』('03)
米国テネシー州出身のFollowill3兄弟とその従兄弟(彼の名もFollowill)によって結成されたストーナーロックバンドのデビューアルバム。僕はフ・マンチューとかは聴かないけどレディング・フェスのライブをテレビで見てトリコになりました。米・欧とメディアの注目を浴び、英国ではかなりヒットを飛ばしたはずです。
13. Vertigo / U2 『How To Dismantle An Atomic Bomb』('04)
言わずと知れた、現代を代表する大御所ロックバンドの最新作より先行シングル。『ヨシュア・ツリー』('86)で世界的大ヒットを飛ばし、その地位は不動のものに。90年代以降、テクノや打ち込みにも接近し、『アクトン・ベイビー』('91)、『ズーロッパ』('93)、『ポップ』('97)の三部作で彼らなりのエレクトロニクスはやり尽くし、前作『オール・ザット・ユーキャント・リーヴ・ビハインド』('00)で、ロックンロールの世界に回帰。今作では、初期アルバムを手掛けたスティーヴィー・リリー・ホワイトにプロデュースを戻し、更に瑞々しいロックを奏でてます。ボノ(Vo.)が以前のように声が出なくなったのはつらそうだけど。
14. The Slide / MOTORWORKS 『Brand New Motor Works』('04)
元スクーデリア・エレクトロの石田ショーキチ(G&Vo)、元L⇔Rの黒沢健一 (Vo&G)、スピッツの田村明浩(B)、元モダン・グレイの堀宣良によるお楽しみカヴァーバンドのデビューアルバ
ムより。ソフトロック、モッズ、ハードロック、R&B、70'などをバックグラウンドに、カヴァー曲を中心に活動していたが、スピッツの田村が、本職がお休みになった期間にのみ活動するバンドではないかとも言われている。石田、黒沢という90年代を代表する名ソングライターがいるバンドなので、曲が悪いはずもなく御機嫌なロックンロールを楽しませてくれる。
15. 走れ★バンドマン / C-C-B『走れ★バンドマン』('88)
誤解されているバンド、C-C-B。日本のビーチ・ボーイズを探せ的なオーディショ ンに合格しココナッツボーイズとしてデビュー。曲は萩原健太氏。
「Romanticが止まらない」の大ヒットにより、アイドルバンドとして世間的には認知されるてが、実際は演奏、ヴォーカル、作詞・作曲・編曲とバンドで全てこなすマルチバンドだった。今作はバンドの看板でもあった関口誠人が脱退後、4人組となっての2枚目のアルバム。ハードロック指向のバカテク、ギターの米川、プログレ好きのキーボードの田口による曲。この曲
は四人囃子の森園勝敏をギターにフューチャーリングしたナンバー。 ハードロック&プログレッシヴな要素を持つ彼らの才能をいかんなく発揮した名曲。
※C-C-Bのオリジナルアルバムはサブスク未配信なので、代わりにラストアルバムの名曲「信じていれば」のタイトル曲を収録
スピッツの最新作より、2バスでドカドカ、ギターもハードロック
仕様と近年のスピッツの開き直り度は、尊敬します。
17. No Such A Song / John Mayer 『Room For Squares』('02)
米国コネチカット州出身のSSW(シンガー・ソング・ライター)、ジョン・メイヤー(1977年生まれ)のメジャー・デビューアルバムより。ギターの上手さ&スモーキーヴォイスにこの作曲センス、最高です!
18. Your Love / THE GAMITS 『Antidote』('04)
現在は解散してしまった、コロラド州デンヴァー出身の3ピース・ポップ・パンク・バンドの2ndにしてラストアルバムより。ウィーザーやグリーン・ディも引き合いに出されるほど、クリス(Vo&G)のメロディの作り方は最高に上手い。これはボーナストラックですが、哀愁を感じさせる80'Sを思い出させられました
19. Only For You, Only For Me. / C-C-B『走れ★バンドマン』('88)
前述のアルバムより、ヴォーカル物を。ギターの米川のヴォーカル&作曲した楽曲で、彼の才能を実感させてくれる名曲中の名曲。シンセとシモンズのエレクトリック・ドラムが時代を感じさせます。
※コチラもサブスク未配信なので、代わりの曲を。『冒険のススメ』('86)から米川英之が作曲したタイトル曲を。